EDの原因と治療方法について
自分だけは大丈夫。そう思っていても、私たちの心と身体はとても精巧に作られていて、ちょっとしたはずみで、思いもよらぬ症状に見舞われてしまうことも少なくはありません。
たとえば、男性特有のEDがその好例でしょう。EDの怖いところは、年齢に関係なく起こり、ひとたび症状が現れてしまったら、あらゆる角度からの治療がしなければならなくなる場合があるということです。
それでは、EDの原因をご紹介しつつ、速効性を期待できるED治療についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
EDの原因とは?
EDの原因は、おおまかに以下のように分類されています。
心的ストレス
心的ストレスや、政審疾患が原因となって起こるEDが、心因性EDです。このタイプのEDは、性交時に失敗したトラウマや、仕事上のストレスなどによって起こることが多く、また、うつ症状が災いして起こることもあります。
この症状の場合、美容外科クリニックのED治療だけではなく、心療内科や精神科での治療が必要になることがあるでしょう。
生活習慣病
糖尿病や高血圧が引き金となって、EDの症状が現れることがあります。
糖尿病によって高血糖の状態が続くと、勃起に必要な神経や血管に障害が起こりやすくなりがちです。また、高血圧の場合、陰茎の動脈が生涯を受けやすい状態となり、EDが起こることがあります。
ちなみに、このタイプのEDは器質性EDに分類されるものです。
神経障害
器質性EDに分類され、性的な刺激を受ける中枢神経と末梢神経に障害が起こることによって発症します。
手術や外傷
前立腺肥大症や直腸がんなどの手術後に発症しやすくなるタイプのEDで、これもまた、器質性EDに分類されています。
EDは治療薬で改善しよう!
EDを完全に改善することはできませんが、一時的にEDの症状を改善することができるのが、内服薬による治療です。
バイアグラ
ED治療薬としてあまりにも有名なのがバイアグラですね。バイアグラは、服用後30分~1時間前後で効果が現れ始め、その効果は約5時間持続します。
ただし、バイアグラは食事の影響を受けやすい性質を持っているため、なるべく空腹時を狙って服用するといいでしょう。また、頭痛やほてり、消化不良などの副作用が現れることがあります。
シアリス
服用後、30分~1時間程度で効果が現れ、バイアグラよりも持続効果が長いという特徴を持っています。バイアグラよりも食事の英気用を受けにくいため、食後の服用もOKです。ただし、はじめて服用する方は、空腹時に服用したほうが、より効果を感じやすいでしょう。
シアリスもまた、バイアグラと同様に、頭痛やほてり、消化不良などの副作用が現れることがあります。
レビトラ
服用後、早い方では10分後に効果が現れてくるという、超即効性を期待できるED治療薬です。また、食事の影響を受けにくいという特徴を持っていますので、服用のタイミングを気にする必要がありません。効果の持続時間は4~8時間程度となっています。
頭痛、動機、ほてり、血圧低下、消化不良などの副作用が現れることがあります。
これらが、現在美容外科クリニックで取り扱われているED治療薬です。効果の現れ方には個人差がありますので、まずは美容外科クリニックで診察を受けてみて、ご自身の現在の状態に合った薬の処方を受けるといいでしょう。
また、これらのED治療薬を服用したとしても、心的ストレスや精神疾患などによってEDが起こっているのであれば、精神療法も合わせておこなうことが望ましいといえるでしょう。
おわりに
EDは、さまざまな原因によって起こりますが、今回ご紹介した治療薬を服用することによって、一時的ではありますが、EDの症状を改善することができます。
ここで、根本的な治療と異なるのであれば、ED治療薬を服用しても意味がないのでは?とお考えになる方が出てくるかもしれませんが、ED治療の第1歩は、「男性としての自信を取り戻す」ところから始める必要があります。
EDを根本的に治療するのであれば、精神療法や、現在患っている疾患治療も合わせて行わなくてはなりませんが、それらは非常に時間がかかります。
まずは内服薬で一時的にEDの状態から抜け出し、根本的な治療は時間をかけてゆっくりと行うこと。
これが、ED完治までの最短距離です。
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