ワキガを治したい方へ!傷跡が残らないのはどの治療法?
わきがにはさまざまな症状が考えられます。ご自身で臭いに気がつくレベルであれば、まだ救いのある状況といえるかもしれません。なぜなら、他人から指摘を受けたとしても、なにが臭うのかまったくわからない重度のワキガが存在するからです。
ご自身で臭いに気がつくことがないなくなる状態は「嗅覚疲労」の状態が起こっていると考えられ、このレベルのワキガになると、美容外科クリニックでの専門的な治療が必要になることも考えられます。
それではまず、美容外科クリニックで受けることができる、ワキガ治療をご紹介しましょう。
ワキガの治療方法を知っておきましょう
ワキガは、以下の治療で改善することができます。
剪除法(せんじょほう)
皮膚を切開し、ワキガの原因となるアポクリン線をメスで切除する方法です。この治療法は、アポクリン線のとり残しさえなければ、はっきりとした治療効果を得ることができますが、とり残しがあった場合、再発する可能性があります。
また、傷跡が残る可能性が高いため、特に女性にはあまりおすすめできません。
塩化アルミニウム液治療
美容外科クリニックや皮膚科などで取り扱いのある、塩化アルミニウム液を脇に塗る治療法です。この治療法は、お手軽に実勢することができるというメリットがありますが、塩化アルミニウムには金属が含まれているため、金属アレルギーの方は行うことができないというデメリットを持っています。
手術ではありませんので、傷跡は残りません。
レーザー治療
細い針の先端から放射されるレーザーで、アポクリン線にダメージを与える治療法です。この治療法は傷跡が残らず、ダウンタイムも必要ありませんので、時間がない方におすすめできます。
ただし、レーザーのダメージを受けていないアポクリン線が残っていた場合、完全に臭いを消すことが難しいことがあるでしょう。
ビューホット
高周波を毛穴から照射して、アポクリン線を熱で凝固させる治療法です。この方法もまた、ダウンタイムの必要がなく、やけどの心配がありません。
また、治療時間が短く、治療中に痛みを感じることがないというメリットもあります。
イチオシはビューホット!
傷跡が残らず、治療中の痛みがない、ダウンタイムの必要がないと、総合的なメリットで考えるのであれば、ビューホットが最もおすすめできる治療法です。
気になる方は、今すぐに美容外科クリニックでカウンセリングを受けて、ビューホットについての説明を受けてみるといいでしょう。
すぐに治療を開始することができないときには?
ビューホットは短時間で終了する治療ですが、なんらかの事情によって今すぐに治療を受けることができないのであれば、以下の方法で、とりあえず臭いを抑える処置をしてみましょう。
化粧品でケア
ワキガ対策用のデオドラント製品を使用する方法です。この方法は、重度のワキガの方の場合では改善が難しいかもしれませんが、軽度~中程度のワキガの方であれば対応することができます。
脇ボトックス
脇にボトックス注射をする治療法です。この治療法もまた、美容外科クリニックで受けることができ、その効果は数ヶ月間持続します。
大がかりな治療はもう少し検討してから…という方は、とりあえずこの方法で治療を行っておいてみてはいかがでしょうか。
おわりに
軽度のワキガであればまだしも、重度にワキガになると、他人に迷惑をかけることがあります。それだけ、臭いは迷惑になりやすいものです。また、ワキガのせいで人間関係にひびが入ってしまったり、パートナーとなかなか巡り合うことができないという、不自由が生じることも考えられます。
ワキガは放置しておいても自然治癒することはありません。なんとなく臭いが気になる、あるいは他人から臭いを指摘されたという方は、この機会に美容外科を訪れ、カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
ワキガのレベルによって、医師が適切な治療方法を紹介してくれますよ。
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