タトゥーを消すにはさまざまな方法がある?応急処置と根本的な解決手段をご紹介!
やっぱりタトゥーを消したい!と思ってもいろいろな治療法があり、どれが自分にとってベストなのかわからないですよね。今まさに、あなたがこのような状況に置かれているのかもしれません。
はじめにお話ししておくと、タトゥーを消すに当たっては、その治療法の性質をしっかりと理解しておくとともに、治療のリスクについても知っておかなくてはなりません。これを知らずにタトゥー除去治療を受けてしまうと、こんなはずではなかった…と、後悔につながることも。
今回は、とりあえずの応急処置と、タトゥー除去の治療法についてご紹介します。
とりあえずの応急処置ならこの方法で!
タトゥーを本格的に除去する治療には、それなりの時間とお金が必要です。それ故に、なかなか治療に踏み切ることができない方も大勢おられます。
それならば、今すぐに治療を考えるのではなく、隠す方向で考えてみてはいかがでしょうか。
シールで隠す
通販では、高性能なタトゥー用シールが何種類も販売されています。タトゥー用シールはタトゥーを除去する方法ではありませんが、今すぐにタトゥーを隠す必要があるときには大活躍すること間違いなしです。
たとえば、ご家族で温泉旅行に出かけるときなど。温泉のようなパブリックスペースでは、タトゥーお断りとしているところが多く、このような場所で締め出しを食らわないためにも、タトゥー用のシールは1種類用意しておくと便利です。
化粧品で隠す
タトゥー隠し用のファンデーションでタトゥーを隠す方法です。この方法はややテクニックが必要ですが、ファンデーションをしっかりと塗り込んで周囲のお肌と同化させてしまえば、シールよりも完璧にタトゥーを隠すことができます。
コツとしては、タトゥー周囲のお肌に限りなく近いファンデーションを選ぶということです。このファンデーションは通販でも購入することができますが、舞台メイク専門店でも購入することができますので、ご興味があれば探してみてはいかがでしょうか。
タトゥーそのものを除去するのなら
タトゥーを元から除去したいのであれば、美容外科クリニックで受けることができる、以下の治療を検討してみましょう。
これらの治療には、それぞれにメリットとデメリットがありますので、治療を受ける際の参考にしてみてください。
切除法
タトゥー部分の皮膚をメスで切り取る治療法です。細長いタトゥーやワンポイントのような小さいタトゥーに適した方法で、その場でタトゥーを除去することができるというメリットがあります。
一方で、広範囲に及ぶタトゥーには適さない、治療後に多少なりとも傷跡が残る可能性があるというデメリットがあることを覚えておきましょう。
剥削法
アブレーションと呼ばれる治療で、特殊なレーザー治療器でタトゥーの表面を削ります。こちらは、皮膚の浅い部分に色素が留まっているタトゥーの除去に適しており、成功すれば仕上がりが美しいのがメリットです。
一方、皮膚の深い部分に色素が入り込んでいるタトゥーの場合、2回以上の治療が必要になる可能性があります。さらに、この治療は非常に難易度が高いため、経験が浅い医師が担当した場合、目立つ傷跡が残ってしまうことがあるでしょう。
皮膚移植法
身体のどこかから健康な皮膚を切り取り、タトゥー部分に切り取った皮膚を移植するという方法です。
この方法は、一度に広範囲のタトゥーを除去できるというメリットがあります。しかし、移植した皮膚が定着しない可能性があり、また、2回の手術を必要とするため、リスクを背負った治療です。
また、仕上がりがツートンカラーになる可能性がありますので、よほどお急ぎでない限り、おすすめできる治療ではありません。
レーザー治療
1回でタトゥーを消すことができる治療ではありませんが、レーザーの照射でタトゥーの色彩を粉砕し、マクロファージ(貧食細胞)に処理を任せる方法です。人体への安全性が高いというメリットがあります。
ただし、一般的なレーザーでは単色のタトゥーしか除去することができません。多色使いのタトゥーの場合、カラーにも対応しているレーザー治療器を利用するか、上記でご紹介したいずれかの治療で除去を試みなくてはならないことがあるでしょう。
おわりに
とりあえずの応急処置であれば、シールまたはファンデーションで対応することができますので、今すぐにタトゥーを隠す必要がある方は、まずはこれらの方法を試してみるといいでしょう。
また、タトゥーをしっかりと除去したいのであれば、美容外科クリニックで治療を受けるのが1番です。ただし、今回ご紹介したように、タトゥー除去治療にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
今すぐではなくても、将来的にタトゥー除去治療を受けてみたいという方は、美容外科クリニックでカウンセリングを受けてみて、どの治療でタトゥーを除去するのか、医師に相談しておくといいでしょう。
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